RemoteDesktop OpenGL

目次

はじめに:

AMD, Intel GPU の場合、いつの間にか RemoteDesktop 環境で OpenGL が利用可能になっていました。少なくとも1年以上前から。NVIDIA の GeForce で OpenGL が使えるようになる前からのようです。Microsoft の RDP 関連の情報を探してみましたが、いつから使えるようになっていたのかは分かりませんでした。

RDP サーバ側は仮想マシンではなく実マシンの場合の話です。(仮想マシンの場合は vGPU が必要)

ただ、RDP サーバ、RDP クライアントに制限があるかもしれません。現在確認できているのは、RDP サーバ、RDP クライアント共に Windows 10 の最新バージョン(version 21H1)のものになります。1年以上前から使えているようなので、それ以前の Windows 10 なら大丈夫だとは思います。

 

リモートデスクトップ:

AMD

少々古い GPU ですが、Radeon R5 240 で動作確認しました。(画面では R7 200 シリーズと認識されていますが、実際は R5 240 です。)

RemoteDesktop AMD
AMD の場合

toglinfo で確認すると OpenGL 4.6 ときちんと認識しています。

 

RemoteDesktop AMD
AMD の場合(dxdiag)

dxdiag で確認すると「Microsoft Remote Display Adapter」になっていて、DirectDraw アクセラレータ、AGPテクスチャアクセラレータが使用できないとなっています。

 

Intel

Intel i9-9900  の Intel UHD Graphics 630 で動作確認しました。

RemoteDesktop Intel
Intel の場合

toglinfo で確認すると、こちらも OpenGL 4.6 と認識しています。

 

RemoteDesktop Intel
Intel の場合(dxdiag)

dxdiag で確認すると、こちらも「Microsoft Remote Display Adapter」になっていて、DirectDraw アクセラレータ、AGPテクスチャアクセラレータが使用できないとなっています。

うまく認識しない場合は、ドライバをアップデートしてください。

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